研究日和

とある大学で研究している大学院生です。日々の研究の話、読んだ本の話などをつらつらと書いています。

ランシエール

【シリーズ】ジャック・ランシエール(2)知性の平等に基づく教育――『無知な教師』

ランシエールが1987年に刊行した『無知な教師』は、日本語では2011年に翻訳書が刊行されました。 無知な教師〈新装版〉 知性の解放について (叢書・ウニベルシタス 959) [ ジャック・ランシエール ] 価格:2,970円(2019/11/27 14:56時点)感想(0件) 前回も述…

【シリーズ】ジャック・ランシエール(1)労働者であり哲学者であれ――『プロレタリアの夜』

今回はランシエールシリーズの第1回です。 取り上げる著作は『プロレタリアの夜』です。 とはいえ、この本はまだ日本語に訳されていません。 なので私もフランス語原典を少し読んだり、英語の翻訳で読んだりしただけなので、今回は軽い紹介になると思います…

【シリーズ】ジャック・ランシエール(0)

こんにちは。 今回は、ちょっとした予告をします。 タイトルにもあるように、これから数回にわたって、現代フランスの哲学者であるジャック・ランシエール(Jacques Rancière)に関するブログを書こうかなと思いつきました。 ちょっとした機会がありまして、…